3w1hメソッドとは?

■名前の由来

「3W1Hメソッド」は、ビジネスモデル(儲けるしくみ)を直感的に理解・発想するために開発された学習メソッドです。

板橋悟氏のリクルートでの15年間のビジネス実務経験をシンプルに体系化しました。

ビジネスの基本4要素である 「誰が(Who)」「誰に(Whom)」「何を(What)」「いくらで(How much)」に着目し、 ビジネスモデルを解読・見える化・発想することから命名されました。

ビジネス経験の浅い若いビジネスパーソンや就活中の大学生でもビジネスモデルが学べるようにシンプルなメソッドにしました。

シンプルですが奥は深く、
・経営者が自社のビジネスモデルの再構築ツールとして使う
  →社長縮尺
・現場担当者が業務改善ツールとして使う
  →担当者縮尺
どちらにも対応可能な「スケーラブルな視点(テレビカメラ的視点)」の思考ツールです。

リクルートでの体験をベースにしているので、実務に使え即戦力になる学習メソッドです。 幼児教育の「ビジュアル学習理論」もベースにしています。 「見えないもの」から考えるのではなく、ルールに基づいて「見えるカタチ(ピクト図)」にして考えるのが特徴。 このような思考方法を私たちは「ビジュアル思考」と呼んでいます。

■3つの基本原則(ルール)

原則① ビジネスは「交換(⇄)」である。
原則② ビジネス3W1Hで2組の交換ペアを構成する。

ビジネスの骨格を成す構成要素は全部で4つ。
「誰が(Who)」「誰に(Whom)」「何を(What)」「いくらで(How much)」

2組の交換ペア
・横の交換ペア:誰が誰に (Who ⇄ Whom)
・縦の交換ペア:何をいくらで (What ⇄ How much)

原則③ 簡単なシンボル記号(ピクト)を用いて図解表記する。
ピクト図解®の表記ルール

■ビジネスモデルを見抜くトレーニング「記事トレ!」

「記事トレ!」とは、 新聞記事・雑誌記事を使ってビジネスモデルを「見える化」するスキルを養うトレーニング方法のこと。

”お題”が記事として可視化されている分、敷居が低く簡単なので、若手ビジネスパーソンにおすすめ。
きわめてシンプルな2つの技法から成っている。

■<技法1>ヒト×モノ×カネ・リーディング

ヒト、モノ、カネというビジネスの3つの要素を押さえて記事を読み、その関係性をつかむリーディング術。

■<技法2>ビジネスダイアグラム

次にそれを「ピクト図解」で表現するビジュアル術。

「記事トレ!」メソッドの全体フローをまとめたのが、以下のチャートです。 チャート図

このチャート図は、佐藤可士和著『佐藤可士和の超整理術』(日本経済新聞出版社)の 「整理のプロセス」チャートにインスパイアーされて作成しました。

具体的には、

①ヒトxモノ×カネに印をつける


印をつける 3つの視点に従ってキーワードに印をつけます。

◆四角で囲む・・・ヒト(会社・消費者)に関する情報
◆楕円で囲む・・・モノ(商品・サービス)に関する情報
◆線を引く・・・カネ(価格・売上)に関する情報

②3W1Hシートに記入する

3w1hシート 誰が(Who)、
誰に(Whom)、
何を(What)、
いくらで(How much)という
「3W1H視点」のフレームワークに従って、
キーワードをシートに記入します。

③ビジネスダイアグラムを描く

描き方

詳細は、『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』(日本経済新聞出版社)をお読みください。

■ビジネスのアイデアを発想する

スライド発想法(初級)

詳細は、『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』(日本経済新聞出版社)をお読みください。

ダイアグラム発想法(中級)

詳細は、『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』(ダイヤモンド社)をお読みください。

アナロジー発想法(上級)

詳細は、『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』(ダイヤモンド社)をお読みください