サービスデザインワークショップをやります。

今週実施する某大手メーカー法人研修資料を作成中。
「ビジネスチャンスを見える化する図解技術
〜次世代リーダーに必要なビジュアル思考術&表現技術を習得〜」
プロダクト販売だけでは業績が厳しいとのことでサービスを作りたいとのこと。
デザイン思考アプローチも取り入れた「新ピクト図解メソッド」を使って
サービスデザインワークショップをやります。
スライドは全部で126ページ。私はアナログ人間なのでプリントアウトして
全体ストーリーを把握しながらスライド位置を入れ替える。映画の編集作業に近い。
某メーカーでの「サービスデザイン研修」なので、アナロジー発想しやすい事例をたくさん入れた。
文具メーカーとIT企業のコラボレーション、「枯れた技術」の二次利用、ムーアの法則、
スマホ時代の周辺機器、Evernote market、3Dプリンタの周辺ビジネス、3Dスキャナ、
3Dモデリング、そしてテクスチャーデザイン。
異業種のビジネスモデルにヒントあり。
製造ラインを持つ某大手メーカーがサービスを始めたら面白いビジネス展開になるだろう。
今回の研修では、プロダクトデザインしかやったことない人達に、
しかもリーダークラスのベテランに、サービスデザインを教えなければならない。
「プロダクト販売モデル」から「サービス提供モデル」にチェンジするための
思考の補助線となるワークシートをたくさん作っている。
その中の一枚。2つビジネスモデルの違いをイメージできるようにピクト図解した。
このようなシートが1枚あると「共通言語」として使えるので、
大企業の異なる部署からの混成チームでも会話が可能になる。
ダイバーシティーこそ、部署間の垣根を超える「共通言語」が必要になる。
「プロダクト販売モデル」と「サービス提供モデル」の違い。
誰もが知ってるアップルのiPodの事例をピクト図解してみた。
アップルはさらにビジネスモデルを戦略的に進化させ、
現在はプラットフォームビジネスにしている。
詳しくは、デザインワークショップ研修でご説明します。
「反転授業」形式でやります。参加される方は課題図書を2冊読んで事前ワークをしてきてください。
『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』(ダイヤモンド社)
『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』(アスキー・メディアワークス)