「記事トレ!」はここからはじまった!
現在好評発売中の日本経済新聞出版社刊、書籍『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』の紹介です。
読みどころやおすすめポイント、著者からのメッセージも届いています。
「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力板橋悟 著 1,470円(税込) / 日本経済新聞出版社 ISBN:978-4-532-35368-1 発売日:2009年5月27日→Amazonで購入 |
「ビジュアル思考力」でロジカルシンキングの限界を超えろ!
左脳的なロジカルシンキングは、言葉で論理的に思考するのでスピードに限界があります。 右脳的なビジュアル思考力は、視覚化された画像イメージで直感的に思考することで その限界を超え、ものごとの理解のスピードを増し、深め、記憶に深く残すという効用があるのです。- ビジュアルで理解する・会話する・発想する技術
- 難解な数式を「絵」で解いた天才物理学者、リチャード・P・ファインマン教授
- ビジュアル思考力で、「絵(=ピクト図解)」として直感的に理解する
- 「ロジカル図解」ではなく、「イメージブル図解」
超カンタン!日経新聞を「使って」知らず知らずのうちにビジネス基礎体力がつく
本書は日経新聞の「読み方」の本ではなく、日経新聞の「使い方」の本です。 日経新聞を「情報メディア」としてではなく、「学習メディア」として活用するノウハウを大公開!* できる社長の5つの教え
* 5W1H視点ではなく3W1H視点で読む
* 1面2面は流し読みでOK。じっくり読むべきは、企業面と消費面。
* ビジュアル思考力で、日経新聞を「絵」にすると見えてくる
* ビジネスモデルを画像パターンで記憶する
日経新聞はビジネス力をつけるドリルだ!
ヒト×モノ×カネを記事から拾い、その関係性をビジュアルに図解。 そこから新しいビジネスのアイデアをどんどん生み出せるようになる。 それが「記事トレ!」です。 本書は、日経新聞をどう「使って」いいのかわからないという 就活生や新入・若手ビジネスパーソンなどを対象に、 記事の読み方と新しいビジネスの発想法を解説します。 このメソッドで記事をドリル問題のように使ってトレーニングすることで、 どんどんビジネス基礎体力がつきます。 「ビジネス理解力」「ビジネス発想力」をつけるための入門書。 ビジネス初心者にオススメの1冊。「ヒト」「モノ」「カネ」を押さえるだけのカンタンなトレーニング
いうまでもなくヒト、モノ、カネはビジネスの基本です。 ビジネス初心者はまずココをきっちりおさえるだけで十分です。 日経新聞の記事からヒト・モノ・カネという視点でキーワードを拾い読み、 その関係性を「ピクト図解」で描いた「ビジネスダイアグラム(図表)」にまとめることで、 新聞に載っているさまざまなビジネスのしくみを要領よく理解することができます。 従来の5W1H視点ではなく、 誰が(Who)、誰に(Whom)、何を(What)、いくらで(How much)という 「3W1H視点」でとらえることがポイントです。 「ヒト×モノ×カネ」リーディング法は、まず、- 身近なビジネス記事を選ぶ
- 記事のヒト・モノ・カネに印をつけ、
- 3W1Hシートに記入、
- 2組のペアで考えて関係性を見つける
--というカンタンな手順で記事を「ビジネスダイアグラム(図表)」化して理解する方法です。 決まった一定の方法で図解することに慣れていくことで、だんだん直感的に内容を理解できるようになります。 多くの新聞記事を練習問題としてとりあげ、具体的にその活用法を解説します。 「読む新聞」から「解く新聞」「使う新聞」へ。 巻末には各種フォーマットや練習問題を収録、すぐにトレーニングを実践できます。
目次
- はじめに 何のために日経を読むのか?
- 1章 できる社長の5つの教え
- 入社7年目の新入社員
- 「君、日経のどこ読んでるの?」
- ニュースペーパー≠ビジネスペーパー etc
- 2章 日経新聞を「絵」にしたら、見えてきた!
- ビジネス「絵」会話との出会い
- MITでも通用した、ビジネス「絵」会話
- 図解ルールの必要性 etc
- 3章 「ヒト×モノ×カネ視点」でビジネスを整理する
- ビジネスとは「交換」である
- 物々交換の時代、「お金」の誕生、そして「会社」の出現へ
- 関係性を整理するとビジネスの構造が見えてくる etc
- 4章 「ビジュアル思考力」とは何か?
- 「ロジカルシンキング」と「ビジュアル思考力」
- 難解な数式を「絵」で解いた天才物理学者
- 「ロジカル図解」と「イメージブル図解」 etc
- 5章 ビジュアルで理解(Fact)する?リーディングレベル1
- まず3W1Hを拾いだそう
- ダイアグラムの描き方をマスターしよう
- 「わからないもの」が、わかる! etc
- 6章 ビジュアルで会話(Opinion)する?リーディングレベル2
- Factの交換ではなく、Opinionを持って「会話」する
- 手を動かさなければ、会話のタネは蓄積されない
- ダイアグラム化でビジネスモデルが見える etc
- 7章 ビジュアルで発想(Idea)する?リーディングレベル3
- 新たなビジネスモデルを発想する方法
- 「ヒト・モノ・カネ」軸でずらす
- 使えるアイデアはゼロからは生まれない etc
- 8章 「記事トレ!」でビジネス頭を鍛える
- 「情報メディア」ではなく、「学習メディア」として日経を読む
- 「無料」「事業提携」「新規参入」「業界初」に注目!
- 「気づく」きっかけを作る「ヒト×モノ×カネ・リーディング」
- おわりに
- 「記事トレ!」で、キャリアアップをショートカットしよう
- 付録
- 1 シート見本
- 2 「記事トレ!」練習問題
- 3 「記事トレ!」学習効果が高い記事30
- 4 お勧め図書一覧(参考文献)
特に読んで欲しい人
- ロジカルシンキングが苦手な人
- 20代後半のビジネスパーソン
- 社会人ビギナー
- R25の読者
- 日経新聞を「読んでいない」若い人もちろん、日経新聞を読んでいる人も
- 会社の人事部、教育研修部で若手の人材育成を考えている人
- 新入社員に日経新聞を読む習慣をつけさせようと企む人
- 後輩にプレゼントする本で悩んでいる人
著者からのメッセージ
本書は若手の人材育成がテーマです。 リクルートでの15年間のビジネス経験をベースに、 若手ビジネスパーソンの「ビジネス想像力」「ビジネス発想力」を豊かにするための啓蒙書・入門書として書きました。 ビジネスの発想に必要なのは、 「創造力(クリエイティビティ)」よりも「想像力(イマジネーション)」だと私は思います。 この「ビジネスイマジネーション」、すなわち「ビジュアル思考力」を鍛えるためには、 日経に掲載されている「実際に行なわれた」ビジネスをもとに 想像・発想するトレーニングがとても効果的です。 日本の将来の担う若いビジネスパーソンの刺激になれば幸いです。インディペンデント・ビジネスプロデューサー 板橋 悟