ビジネスモデル応用力がつく「アナロジー発想法」とは?
アナロジー(analogy)とは「類似、類推、相似」といった意味を持つ言葉。ある複雑なことを、同じ構造を持つ身近でわかりやすい例に置き換えて説明する事をいいます。
これをビジネスに持ち込むのが、私が考案した「アナロジー発想法」です。
簡単にいえば「A社のビジネスモデルをB社に当てはめたら、成功するか?」、「A業界のビジネスモデルをB業界に当てはめたら、成功するか」と考えてアイデア発想を広げていくわけです。
こうしたアナロジー発想を得意としているのが、コンサルタントです。
彼らは問題の「構造(structure)」を見抜き、頭の中にある問題解決方法の「在庫」から応用できそうなものはないかとつねに考えています。
板橋悟 著『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』(ダイヤモンド社)p174-182参照