日本人はビジュアル思考のDNAを持っている。



ピクト図解の背景にある日本人のビジュアル文化の原点を探るために浮世絵の研究を始めました。大学院生は学部の授業も履修可なので、文学部の一般教養「江戸の文学と文化Ⅰ」を履修しています。

津田眞弓先生いわく、マンガの原点は江戸時代の赤本と呼ばれる絵本にあり、江戸でビジュアル文化が栄えたとのこと。われわれ日本人はビジュアル思考のDNAを持っていると。

「草双紙」の原文に挑戦。「主要仮名変体表」を片手に江戸時代の絵本を読み解きます。

当時は「ひらがな」にたくさんの字をあてており、100種類以上の「ひらがな記号」があります。同じ「き」でも5種類の「文字記号」が存在。これを識別し自由自在読みこなす江戸時代の日本人の「ビジュアル思考力」の高さに驚かされます。絵本なので一般大衆が読む本です。

写真: ピクト図解の背景にある、日本人のビジュアル文化の原点を探るために浮世絵の研究を始めました。大学院生は学部の授業も履修可なので、文学部の一般教養「江戸の文学と文化Ⅰ」を履修することにしました。  津田眞弓先生いわく、マンガの原点は江戸時代の赤本と呼ばれる絵本にあり、江戸でビジュアル文化が栄えたとのこと。われわれ日本人はビジュアル思考のDNAを持っていると。  「草双紙」の原文に挑戦。「主要仮名変体表」を片手に江戸時代の絵本を読み解きます。当時は「ひらがな」にたくさんの字をあてており、50種類以上の「ひらがな記号」があります。同じ「き」でも5種類の「文字記号」が存在。これを識別し自由自在読みこなす江戸時代の日本人の「ビジュアル思考力」 の高さに驚かされます。絵本なので一般大衆が読む本です。  ■「江戸の文学と文化Ⅰ」 浮世絵と江戸の絵本を読みます。  春学期は、江戸という都市における出版文化の発生から天明時代を扱います。  この授業でとりあげる「草双紙」は、江戸時代の江戸で、浮世絵と兄弟のように大量に制作されていた本で、文章が現在の日本語に近く最も読みやすい古典の一つです。  高校までの国語ではなじみのない江戸文学ですが、ゲイシャ、カブキ、スシ、テンプラ――現在、日本らしいものとされる様々なものが、江戸時代に形作られています。文と絵で紙面を構成する草双紙には、江戸時代の世相・風俗・教養がたくさん盛り込まれていて、江戸時代を知るのみならず、日本人がかつてあたりまえに持っていた古典文学の知識を知ることができます。  この講義では、日本の伝統や知っておくべき知識を学ぶと共に、絵巻物からマンガに至る、絵と文字が相互に響き合う日本文芸が持つ特質を理解します。ぜひ、紙面を自由にデザインする整版印刷の粋を極めた視覚メディアとしてのおもしろさを味わってください。  同時に、日本の商業出版を発展させた江戸時代の出版事情、徳川期固有の問題について勉強します。浮世絵と江戸の絵本を読みます。  春学期は、江戸という都市における出版文化の発生から天明時代を扱います。  この授業でとりあげる「草双紙」は、江戸時代の江戸で、浮世絵と兄弟のように大量に制作されていた本で、文章が現在の日本語に近く最も読みやすい古典の一つです。  高校までの国語ではなじみのない江戸文学ですが、ゲイシャ、カブキ、スシ、テンプラ――現在、日本らしいものとされる様々なものが、江戸時代に形作られています。文と絵で紙面を構成する草双紙には、江戸時代の世相・風俗・教養がたくさん盛り込まれていて、江戸時代を知るのみならず、日本人がかつてあたりまえに持っていた古典文学の知識を知ることができます。  この講義では、日本の伝統や知っておくべき知識を学ぶと共に、絵巻物からマンガに至る、絵と文字が相互に響き合う日本文芸が持つ特質を理解します。ぜひ、紙面を自由にデザインする整版印刷の粋を極めた視覚メディアとしてのおもしろさを味わってください。  同時に、日本の商業出版を発展させた江戸時代の出版事情、徳川期固有の問題について勉強します。 (シラバスより)

■「江戸の文学と文化Ⅰ」
浮世絵と江戸の絵本を読みます。
春学期は、江戸という都市における出版文化の発生から天明時代を扱います。
この授業でとりあげる「草双紙」は、江戸時代の江戸で、浮世絵と兄弟のように大量に制作されていた本で、文章が現在の日本語に近く最も読みやすい古典の一つです。
高校までの国語ではなじみのない江戸文学ですが、ゲイシャ、カブキ、スシ、テンプラ――現在、日本らしいものとされる様々なものが、江戸時代に形作られ ています。文と絵で紙面を構成する草双紙には、江戸時代の世相・風俗・教養がたくさん盛り込まれていて、江戸時代を知るのみならず、日本人がかつてあたり まえに持っていた古典文学の知識を知ることができます。
この講義では、日本の伝統や知っておくべき知識を学ぶと共に、絵巻物からマンガに至る、絵と文字が相互に響き合う日本文芸が持つ特質を理解します。ぜひ、紙面を自由にデザインする整版印刷の粋を極めた視覚メディアとしてのおもしろさを味わってください。
同時に、日本の商業出版を発展させた江戸時代の出版事情、徳川期固有の問題について勉強します。浮世絵と江戸の絵本を読みます。
春学期は、江戸という都市における出版文化の発生から天明時代を扱います。
この授業でとりあげる「草双紙」は、江戸時代の江戸で、浮世絵と兄弟のように大量に制作されていた本で、文章が現在の日本語に近く最も読みやすい古典の一つです。
高校までの国語ではなじみのない江戸文学ですが、ゲイシャ、カブキ、スシ、テンプラ――現在、日本らしいものとされる様々なものが、江戸時代に形作られ ています。文と絵で紙面を構成する草双紙には、江戸時代の世相・風俗・教養がたくさん盛り込まれていて、江戸時代を知るのみならず、日本人がかつてあたり まえに持っていた古典文学の知識を知ることができます。
この講義では、日本の伝統や知っておくべき知識を学ぶと共に、絵巻物からマンガに至る、絵と文字が相互に響き合う日本文芸が持つ特質を理解します。ぜひ、紙面を自由にデザインする整版印刷の粋を極めた視覚メディアとしてのおもしろさを味わってください。
同時に、日本の商業出版を発展させた江戸時代の出版事情、徳川期固有の問題について勉強します。
(シラバスより)



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