Analytical Hierarchy Process 階層分析法
大学院の隣の研究科SDMの授業を履修。「ビジネスシステムのシステムズアプローチ」。
第2回目は戦略的意志決定手法。
早速、授業で学んだAHP(階層分析法:Analytical Hierarchy Process、ピッツバーグ大学のThomas L. Saatyが提唱した意思定手法)を使って「ビジネスモデルを創造するメソッド」を評価分析してみた。
<分析内容>
■「ビジネスモデル」をデザインする道具の選択
Business Model Design Tools
選択枝
1.ビジネスモデル・キャンパス(BMC)
Business Model Campus (A. Osterwalder)
2.顧客開発モデル(CDM)
Customer Development Model (S. Blank)
3.ピクト図解(PICTO)
PICTO-Zukai Diagram (S. ITABASHI)
4.ビジネスモデル・キャンパス+顧客開発モデル(BMC+CDM)
5.ビジネスモデル・キャンパス+ピクト図解(BMC+PICTO)
立ち位置(view point)
・ビジネスモデルを「デザインする道具」としての評価
・「分析」ツールではなく、「創造」ツールとしての評価
・新規事業創出を「人生1度きりのリスクの高い挑戦」と捕らえるのではなく、
「組織としての継続的な挑戦」として捕らえる
ゆえに、
・先行事例研究によるナレッジをいかに共有・再利用できるツールであるかが重要
<結論>
AHPは分析手法の1つとして、私の修士論文でも使えそう。
※分析結果を知りたい方は、個別にお声がけください。
参考図書
『経営工学のためのシステムズアプローチ
―ビジネスを体系化する考え方・技法 』(KS理工学専門書)
中野 冠 (著), 湊 宣明 (著)
www.amazon.co.jp/dp/4061565052