Lean Canvasの設計思想



Hideto Minamizonoさんから教えていただいた情報をシェアします。
“Running Lean”のAsh MauryaがBMCに不満を持った点。
Ash Mauryaは「学習」を促進するためのツールとしてLean Canvasをまとめていったようです。

Why Lean Canvas vs Business Model Canvas?
http://www.ashmaurya.com/2012/02/why-lean-canvas/

BMCに限らず、既存のフレームワークを使う時には、そのまま「鵜呑みにする」のではなく、
・なぜそのフレームワークなのか?
・誰が何の目的で作ったのか?
・摘要範囲・限界は?
を「自分のアタマ」で考える(=critical thinking)ことが重要だと思います。

BMCであれば、
・なぜビジネスモデルの構成要素が9ブロックなのか?
・8でも10でもない理由は?
・なせ「マーケティング」がブロックに含まれていないのか?

ピクト図解(R)であれば、
・なぜビジネスモデルの構成要素が3つ(ヒト、モノ、カネ)なのか?
・2でも4でもない理由は?
・なせ「VP(バリュープロポジション:価値提案」がエレメントに含まれていないのか?

それそれのフレームワークには考案者の意図(view point)があります。
意図(view point)が異なれば、見える化される景色(view)も異なります。

システムアーキテクチャー的に言えば、
「view point」と「view」を押さえることが重要です。



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